中枢性尿崩症とは

デスモプレシン口腔内崩壊錠(錠剤)について

点鼻薬(点鼻投与)の問題点

現在、日本では、点鼻薬タイプの「デスモプレシン」が治療に使用されていますが、使い勝手の悪い薬です。

薬の効き目が不安定で不安

点鼻薬は、風邪や鼻炎などの影響を受けやすく、薬の効き目が不安定で調整が大変です。いつ薬が切れて「多尿・口乾・多飲」の症状が出るかわからないので、社会生活や精神面にも影響を及ぼします。

携帯が不便

10度以下の冷蔵保存が推奨されているので、外出の際は、水筒に「薬と保冷剤」を入れて持ち歩いたり、学童の場合は、保健室の冷蔵庫に保管してもらうなどの不便があります。薬液も漏れやすく、携帯は大変です。

煩わしい薬の操作・患者の羞恥心

点鼻薬はチューブやスプレーを鼻に入れ薬を投与する為、操作が難しく、乳幼児・高齢者は1人で点鼻することが困難、家族に負担がかかります。また、羞恥心から人前で薬を投与出来ない患者も多いのが現状です。

世界84カ国では「錠剤(飲み薬)」が主流

現在、世界84カ国では、錠剤(飲み薬)タイプの「デスモプレシン」が治療の主流となっており、先進国の中で錠剤が認可・販売されていない国は日本だけです。錠剤は点鼻薬にくらべ、有効性・簡便性などに優れていることから、錠剤を使用出来るようになれば、患者のQOL(生活の質)は大きく向上します。

2002年~現在までの経緯

当会は専門医と共に、日本における錠剤の「開発→承認・販売」を目指し、2002年、当時の厚生労働副大臣に「要望書」を提出、活動をスタートします。その後、長年の活動の末、2010年5月に、日本における「デスモプレシン口腔内崩壊錠(錠剤)」の開発が決定しました。患者の喜びは大変なものでした。
そして、現在、「承認→販売」に向け、着々と進んでいます。


 
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